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保健師の将来


保健師の将来

保健師の将来は、保健分野だけではなく、新しいテーマへの対応が求められるとともに、とりわけ少子高齢化における福祉への取り組みが期待される。


地域で活動する保健師

地域で活動する保健師の場合、今後は保健分野だけでなく、福祉の政策を決める場で、地域の事情に通じた保健師の意見が求められたり、発言したりする機会が増えてくると見られる。また、少子高齢化の中で、新しい問題にも直面するだろう。
例えば、老人や障害者などの介護で問題になるのは、24時間生活をともにして介護を行う家族の方が過労で倒れてしまうというケースだ。このような家族に対する支援は、保健師の役目となる。
さらに最近は、地震や津波など自然災害による被災地に派遣されて、被災者の健康確認や心のケアに務める保健師も多い。この場合、都道府県の枠を超えた活動が期待される。


企業に勤める保健師

企業で働く産業保健師の場合、今後も特定健診への取り組みが大きなテーマとなる。生活習慣病のリスクを抱える人の割合はますます増える傾向にあるからだ。
また、産業保健の中で深刻化しているのは、メンタルヘルスと過重労働の問題だ。例えば、過重労働対策として保健師の役割は、職場に調査票などを配付し、過重労働の対象者やそれによる体調不良を訴える従業員を把握すること、医師面接などへの調整および保健指導である。