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結核の新登録者、年2万5千人


結核の新登録者、年2万5千人

結核はかつてヨーロッパでは「白いペスト」と言われ、日本でも明治時代には不治の病と恐れられていた。1944年にストレプトマイシンの発見や、生活・衛生水準の向上により、1970年頃には日本の結核患者数は激減。しかし2009年4月、女性お笑い芸人が結核と診断されて入院した。厚労省の2007年調査報告によると、結核の新登録者は年2万5千人もいるという。

厚労省「2007年結核登録者情報調査年報集計結果」は、以下の通り。

・日本と諸外国の結核罹患率を見ると、カナダ4.4、米国4.5(2006年次)に比べて、日本は19.8(2007年次)と、カナダ、米国の4倍以上高い。
・2007年の新登録結核患者数は25,311人(前年より1,073人減少)。人口10万人あたりの罹患率は、19.8。
・都道府県別の罹患率を見ると、罹患率が高いのは、大阪33.7、東京25.9、長崎24.6。罹患率が低いのは、長野10.3、宮城11.5、山形11.9。
・結核登録患者数は、63566人。うち活動性全結核患者数は、20,637人、人口10万人あたりの有病率は16.2(前年より1.0減少)

また不特定多数の人と接するお笑い芸人(ハリセンボンの箕輪はるかさん)が結核と診断されたことから、東京都保健局は、同局のホームページに「芸能人の肺結核の発生に伴う接触者調査、健康診断および健康相談の実施について」というお知らせを掲載。とともに、テレビ局のスタジオや劇場等を観覧したことで感染を心配する人に対して、4月6日~15日17時まで電話相談窓口を設置した。同窓口の問い合せ件数は、6~13日時点で1,383。今後は結核に関する相談は、通常どおり最寄りの保健所が対応するという。